わよるにっき

生活の切り貼りです

二世帯住宅での後悔回避!間取りの他に重要視すべきこと

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 二世帯住宅を建築するにあたって気をつけたいポイントを考えたいと思います。

よく二世帯住宅を検討する際に間取りをどうするかで悩むのですが、もっと大事な事はたくさんあります。

我が家を設計した時の良かった点、反省点を元にしてまとめました。

二世帯住宅に求めるもの、自分にあう形

一口に二世帯住宅と言っても、その目的や必要な環境は世帯の数だけあります。

パターン分けしても全てのお家の事情に当て嵌められることではないのです。 自分の求める二世帯住宅とはなんなのかをよく検討する必要があります。

まずは大別して「同居型二世帯住宅」「一部分離型二世帯住宅」「完全分離型二世帯住宅」についてざっくりと。

同居型二世帯住宅

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 すべてがまるっと同じ。普通の戸建てに二世帯が住んでいるだけの状態。

サザエさんタイプですね。 正直この住み方ができるほど良い関係を築けているなら何も語ることはないと思います。

どちらかの両親(姑舅)と嫁or婿が気兼ねなく暮らせるならば問題なし。

一部分離(一部共有)型二世帯住宅

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 玄関同じ、建物内の設備のいずれかを共用としている二世帯住宅。

例えば浴室、例えばキッチン。居住スペースは1Fと2Fなどに分けつつも住宅設備を共有する事でコミュニケーションが取れるしコストカットにもなります。

世帯同士の交流を重要視する場合、それなりに遠慮なく過ごせる距離感であれば良いかと思われます。

完全分離型二世帯住宅

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 玄関、住宅設備、全て2セットずつ用意した完全に独立した生活が可能な形。

お互いの生活に干渉しない、プライバシーを尊重したい場合はこちらがおすすめ。

精神的安定は図れるが設備費用が2倍かかるのでコストが上がりがちなのが残念。

なお、私は断然完全分離型をおすすめします。 なのでこれから書く項目もそれを念頭においた上での文章になります。

「私達ならきっとうまくいく」は過信だと考える

二世帯住宅で重要視するべき考え、第一は「妙な期待はするな」。

はっきり言いますと、親世帯と子世帯、それぞれ世帯があるんだから完全同居には必ず摩擦が出てきます。

嫁や婿はどうしても遠慮しますし、義両親としても気を遣う事になります。 義理の関係だけでなく、実親だとしても「実親だからこそ」の無遠慮、無配慮が滲み出た時にストレスのもとになってしまうでしょう。

もちろん完全同居でうまく住まわれている方も大勢いらっしゃる事かと思います。それはとても素晴らしい事ですが、多数派ではないと思うのです。

「きっとうまくやれる」「お互い気の優しい性格だから大丈夫」という妙な期待は捨てるべきだと考えます。

いくら優しい人でも、いや優しい人だからこそ気を遣って疲れてしまうでしょう。

それが毎日、毎年、ほとんど一生の住まいとなれば途中でどうなってしまうか分かりません。

同じ住居で暮らしていくにはできるだけストレスのない環境にする事が何より大事だと思います。

間取りは設計士メイン、二世帯ならではの必要部分を考える

間取りに関しては設計士がプロですから、大枠が任せましょう。

こちらの希望(収納とか部屋の位置など)はもちろん伝えつつ、それをうまく落とし込んでもらうようにお願いすればいいのです。

あ、2Fの水回りの位置は重要です!すみません。

2Fのトイレ・風呂の真下に1Fの寝室は避けるべきです。水の跳ねる音、流れる音はうるさいのでかなり響きます。

我慢する方はかなり辛いと思うので、できれば間取りの時点で避けるか、深夜には使わないようにするかですね。

で、自分で考えるべきなのは「二世帯だから必要なもの」。

必要なもの…といっても何なのか、ですが…個人的に実感としてあるのは「住民票」「光熱費」「ポスト」「表札」「防音シート」あたり。

住民票は、「親子を同世帯にするか別世帯にするか」ですね。基本的には生活実態に合わせて届けを出すようになるので、完全同居で生計も同一なら同世帯。完全分離なら別世帯。

世帯の取扱いによって世帯主も変わりますし、行政・郵便関係に影響が出てくる可能性があります。

同様に光熱費もどう負担するのかを検討する必要があります。一方が全負担するのか、分担するのか。

我が家は子世帯が全負担しつつ親世帯から家賃という形で一部貰っています。双方が納得行く状態を話し合う必要があります。

ポストや表札も地味に悩む所。 完全分離の場合は郵便物も分けているでしょうから、必然的にポストも2つです。

住所は同じなのでポストに名前表記を付けるか等の対策を取らねばなりません。…うちはそれでもあべこべに届きますけど。

表札も、親子で名字が違う場合はそれぞれ付ければいいのかも知れませんが、同じ時はどうすれば…結局片方の名字だけの表札を掲げています。特段問題はないようです。

防音シートなどの防音対策はコストの許す限り実施すべきでしょう。特に2Fに小さい子供がいる場合などは、物を落としたり走り回ったりするので騒音になります。

「やらないよりマシ」程度のものかもしれませんが、やらないで後悔するよりは納得できますから。

床を剥がして防音シートを張るのはリフォームでも高くつきますからね。建設会社から提案されない場合も多いと思うので、自分から防音対策はできないか確認しましょう。

一番重要なのは自分を理解すること

色々と注意点を書きましたが…

まとめると 自分がどういう暮らしなら維持できるか理解する、住民票やポストなどの小さな事も意識する といったような具合でしょうか。

私自身、義理の親との関係は良好だと思っていますが、完全分離にはまったく後悔していません。

それは私が一人の時間、マイペースに動くのを大事に考えているからです。性格的に自分のペースを乱されると落ち着かなくなるのです。 お互いに心地よく過ごせる環境づくりが何より重要です。実際に建てる場合にはよく検討してみてくださいね。